M文庫のラインナップで、とくに人気の高いジャンルである「時代小説」
そんな中でも、今回は「剣豪」に焦点を当て、
珠玉の作品を4点、新刊としてご用意いたしました。
秋の夜長に部屋で一人、剣豪の世界に浸るも良し、
大河ドラマの予習として、家族で楽しむもまた良し――
この機会にぜひ、剣豪の世界の奥深い魅力に触れてみてください。

 
 
播磨に生まれ、八歳で美作・宮本無二の養子となった武蔵は、かの地で当理流刀槍術を学び、剣に生きる決意を固める。生涯で六十余回の不敗を誇った決闘で、孤高の兵法者としての名声を高める一方、関ヶ原、大坂の陣、島原の乱などの合戦に加わったのは、己の剣で旧い時代を破ることを真に求めたからだった。新しい時代を拓かんと、二刀にて修羅の道をゆく挑戦者・武蔵の新たな一面を描く意欲作!

 
秘剣が虚空に舞い、白刃が闇を裂く! 心技を究めた剣豪たちの魅力あふれる世界。時代小説の名手が見事な筆致で競演する珠玉の名作集。

<収録作家・作品>五味康祐「桜を斬る」、柴田錬三郎「剣魔稲妻刀」、池波正太郎「剣法一羽流」、南條範夫「飛竜剣敗れたり」、隆慶一郎「氷柱折り」、津本陽「邪剣の主」、羽山信樹「破門」、伊藤桂一「礫撃ち」、新宮正春「高柳又四郎の鍔」、佐江衆一「子づれ兵法者」

 
宮本武蔵──剣の道一筋に求道者として生き、後世、剣聖とうたわれた剣豪である。だが、小説や映画に多く取り上げられ、誰もが知っている物語は、実は武蔵の実際の足跡とは大きく異なっている。その誕生から晩年まで、いまだに多くの謎がある武蔵の本当の人生とはいかなるものだったのか。──残された資料を実証的に考究し、著者自身が武蔵の生涯をたどり、伝承や墓碑が残る現地を検証する!

 
剣に生き、勝つことを求めた剣豪・宮本武蔵。六十余たびの闘いに勝利した強さは、運ではなく本物である。型にとらわれない戦法で得た勝利と、何者にも師事することなく我が道を歩んだ武蔵の生き方は、現代に生きる我々にも学ぶものが多い。武蔵が実践に基いて書き記した剣術思想の集大成である『五輪書』を、人間完成のための書として現代の観点から解説した一冊!